こんにちは!稼げるコーチ育成専門家のめいです。
コーチとしてビジネスをしようと思ったとき、1対多数の講座を開催できるようになりたい。
まずは講座をできるようにしようと思うコーチも少なくありません。
ですが、ビジネス初心者が講座を開催することは実は不向きで、おすすめできないんです。
SNSでは講座の実施も多く謳われる中、なぜ初心者には講座の開催が不向きなのか?
その理由をお伝えしていきますね。
Contents
高額コーチングの一番の投資価値は、人生が大きく変わる成果
まず大前提として、数十万以上〜100万以上などの高額で提供されるコーチングでは、相手の成果にコミットすることが不可欠です。
なぜなら数十万以上という高額なコーチングは、投資に値します。
投資ということは、払った金額以上の価値が得られそう、得られる見込みがあると思ってお客様はお金を払うわけです。
コーチは相手を理想の未来に連れていく人ですが、その理想の未来がクライアントの現状と大きくギャップがある未来へ連れて行けるのが高額コーチングの醍醐味。
そのため、高額コーチングに投資するクライアントが求めることは成果を出すこと。今とギャップがある理想を叶えることです。
そうするとサポートするコーチ側は、相手が成果を出せるためのサポート内容や環境をつくることが第一に考えるべきことになります。
講座形式では一人にコミットする時間が減ってしまう
1対多数の形だと、当たり前ですが一人の受講者にかける時間が減ってしまいます。
学習塾なんかもそうですよね。
個別指導では、一人の先生が一人の生徒についてしっかりサポートしてくれますが、1対多数で先生が一人で生徒が10人20人いたら、先生も生徒一人に書ける時間は少なくなるし、生徒としても先生と関わる時間は減るものです。
例えば1円も稼いだことない人を稼げるようにするためのサポートや、ダイエットで10キロ痩せるためのサポートをするなど、大きな成果を出すサポートをするとしたら、少しコーチングしたりアドバイスしてできるものじゃないです。
1対1で精一杯相手に向き合っても、変化が出るか出ないか、成果が出せるか出せないかという感じなのに、1対1で向き合うべきところを1対多数にして受講者と向き合う時間が減ったら、成果が出る確率も下がるのは当たり前のことです。
成果が出る可能性が下がるとどうなるか?
講座に10人20人集めて受講してもらっても、そのうち成果を出せるのは数人だけ。となってしまうとどうなるか?
数十万の講座を受けて成果が出なかったら、リピートに繋がらずそれっきりになってしまうんです。
講座を買い切りで終了してしまうってことですね。受けて終わり、それ以上には繋がらなくなります。
高額コーチングのビジネスモデルの一つに、リピーターがいるかどうかという点があるのですが、これはビジネスを長くやる上でとても大切な要素です。
リピーターがいないと、あなたがビジネスを続ける間は永遠と新規集客しないといけなくなりますが、リピーターがいれば、枠が空いた時だけ新規集客をすればいいのでビジネスの安定性も変わってきます。
あなたがすでに認知度も影響力も集客力もあって、講座受講生が成果を出せても出せなくても関係ない。それは相手の問題だし、自分がまずは稼げればいい。
みたいな考えであれば、数ヶ月や半年などの講座を何本も開催して、とにかく講座を受ける人を集めて、カリキュラムをこなしてもらい、終了する。という大人数の集客を回していくスタイルでもいいですが、この記事を読んでるあなたは恐らくそういう考えではないはず。
それに講座を開催するとなると、ある程度カリキュラムをまとめたりと講師側の準備時間が格段に増えます。
ですが準備時間が増えるにも関わらず、受講者にコミットする時間は少ないので成果がなかなかでない。という負の循環になってしまうんです。
そうすると、例え何回も講座集客できたとしても、成果を出せる人は受ける人数の割に一握りになってやりがいも少なくなる一方ですし、ビジネスのやりがいもなくなれば集客などのビジネス活動の意欲も減っていくので、コーチ側、実施する側が心身共に持たなくなって、最悪の場合ビジネスを諦めざる得なくなってしまうんです。
初心者はまずマンツーマンが必須
まだ高額契約が取れていないコーチや、ビジネス初心者なコーチであれば1対1のマンツーマンのビジネスモデルが必須です。
ここまでお伝えしてきたように、クライアントの実績がまだ出せていなくてサポート力もこれからだったり、ビジネス初心者で認知度も影響力も集客力も未熟であれば、やっぱりまずはマンツーマン一択です。
コーチもクライアントに必要なサポートをクライアントに沿って個別で提供できますし、クライアントも自分が成果を出すために自分専用のサポートをしてもらえるので、良いこと尽くしなんです。
ただ、それでもマンツーマンではなく他の人と一緒に頑張るメリットもあると思います。
そういう時は、マンツーマンに追加して他のサービスを付随していけばいいんです。工夫はいくらでもしていけます。
またマンツーマンでも成果を出せるサポート力がついてきたり、認知度や集客力もついてきて、講義形式の方が自分の力を発揮できそうだな、とかそっちもやってみたいなと思えば、その時やってみればいいんです。
初心者でいきなり、講座形式だと負担も大きいし、コーチ側も受講者側も満足度が下がる結果になる要素が大きいのでおすすめしないというだけです。
ただ大切なのは、みんな講座をやってるからまず講座をやろう。とか、流行りだから。とかそういう安易な理由やなんとなくでビジネスモデルを決めないこと。
コーチとして相手の成果を出すこと、相手の理想を叶えるために必要なものは何か?私ができることは何か?私の価値を最大化できる方法は何か?という視点で、大切なことを忘れないようにしてくださいね。